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MORNING RUN WITH #001 TASUKU ARAI

現役を退いて、もう一度ランニングと出会い直した。新井輔さん

朝はランナーにとって神聖な時間。静まりかえった街に響くのは自らの足音と呼吸の音だけ。自分の心と体にフォーカスし、日々の差分を確認する。季節の移ろいも光の変化も、一日のうちで最も顕著に感じ取ることができる。それもこれも、走るために早起きをしたからこそ。

そんなランナーにとっての特別な時間を共有させてもらう〈MORNING RUN WITH〉、第一回は青山学院大学陸上部で主将を務めた荒井輔さん。

 

ランニングと出会い直した

荒井さんの朝は早い。6時頃には起き出して、自宅近くの井の頭公園周辺を走る。武蔵野の面影を残すこのエリアは、緑も多くモーニングランにはうってつけの場所だ。土ではあるがトラックもあり、1500mが主戦場だった荒井さんがスピード練習をする機会もあるそう。

「朝は体が動かないんでジョグが中心ですけど、トラックを走ることもあります。昼間は子どもたちの指導で意外と自分も体を動かしているんで、今はそんなに強度の高い練習はしていないんですよ(笑)。競技生活をしている時は、勝つこと、速く走ることが全てでした。現役を退いて、仲間と走ったりして、走ることの楽しさに気づけた気がします。もう一度ランニングと出会い直したような感じですね」 青山学院大学3年時には33年ぶりの出場を果たした箱根駅伝出場で1区を担い、主将を務めた4年時には41年ぶりにシード権獲得(8位)に貢献した。卒業後はJR東日本ランニングチームへ。現役を引退した後もJR東日本の社員として仕事を続けてきたが、実業団時代の同期である五ヶ谷宏司さんと子ども向けランニングスクール〈BEAT AC TOKYO〉を立ち上げ、最近は忙しい日々が続いている。

「JR東日本時代の最後の仕事は、意外かもしれませんがパソコン教室の事業だったんです。そこで子どもたちと触れ合うことにやりがいを感じているタイミングで五ヶ谷から声がかかって。神経系が著しく発達し始めるプレ・ゴールデンエイジ、ゴールデンエイジと呼ばれる世代の子どもたちに働きかけることで、陸上界にも貢献できればと考えています」 荒井輔 身長176cm

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