• ウールに速乾性と耐久性を

  ウールは天然の優れた調温機能と防臭機能を持っています。これはウールの表面にある鱗状の“スケール”という構造によって生まれているといわれています。 一方で化学繊維であるポリエステルは速乾性や耐久性といったスポーツやアウトドアと相性のよい機能を備えています。 DRY WOOL TANKは、このウールとポリエステルの利点を併せ持ったタンクトップです。高強度の運動でも速やかに汗を吸収して乾かします。ポリエステルのフィラメントの効果で堅牢性が高まり、より長く使っていただくことが可能にもなっています。 また、登山やトレイルランニングでの使用を想定して、ショルダー部分はバックパックのショルダーベルトが肌に触れにくい太さにデザインしました。

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肌触りを犠牲にしない糸 NIKKE AXIO

DRY WOOL TANKは、単にウールとポリエステルを混紡した素材を使っているわけではありません。採用した"NIKKE AXIO"は、ポリエステルのフィラメントをウールの繊維束の内側に包み込むようにして撚って作られた特別な糸です。こうすることで、ポリエステルの機能を内包しながら、ウールの肌触りや、ウール繊維のスケール（鱗）の持つ機能性を最大限に発揮できるのです。

再生ポリエステルのNIKKE AXIO

HERENESSでは立ち上げ前からNIKKE AXIOの機能性に注目し、製品化を検討していました。しかし、当時のNIKKE AXIOにはバージンポリエステルを使ったものしか存在しなかったため、使用を諦めた経緯がありました。その後もフィラメントの再生ポリエステル化をお願いし、NIKKE社の協力のもと、ようやくリサイクル素材でのNIKKE AXIOが使えることになりました。今後もNIKKE AXIOを使用したウール×再生ポリエステルの製品を拡充していく予定です。

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• ノンミュール・メリノウールという選択

  ウールは羊からの贈り物です。その羊たちが苦しんでいたとしたら、その贈り物を喜んで受け取れるでしょうか？私たちがTシャツやソックスで使うウールは、全てニュージーランド産のメリノウールです。ニュージーランドは国をあげてミュールジング（羊の臀部を切り取る処理）を禁止することを決めています。私たちは、ウールを扱うブランドとして、継続的に動物福祉の問題に取り組んでいきます。