AIRLY COTTON TANK(MEN)
未体験の着心地 走れるコットンT
どうしたら走れるコットンTができるのか
コットンTシャツで走ることになぜこだわるかといえば、その肌触りが良いからです。 わたしたちは長い間、綿の触り心地に魅了されてきました。それは吸湿性が高く、柔らかでストレスがないからです。 ただ、これを高強度の運動、ランニングなどで使用した場合は状況が異なります。 その高い吸湿性のために汗を一気に吸い上げてしまい、それを保水し続けてしまうのです。 この問題を解決するためには、化学繊維を混紡するか、生地自体を薄くするしかありません。 私たちは混紡せずに速乾性を出すために薄くする方法を選びました。 そして出会ったのがGOTS認証を受けたインドのオーガニックコットンの生地でした。
77g 圧倒的な軽さ
60番単糸という非常に細い糸を柔らかく編み上げた生地で作ったタンクはわずか77g(Mサイズ)。
一般的なコットンTシャツが130g、HERENESSのウールTシャツが120gほどであることを考えると、その軽さが実感していただけると思います。
この圧倒的な軽さと薄さによって、コットンでありながらまるで化学繊維のような速乾性を実現しているのです。実際に走り始めるとだんだんと汗をかいてきます。それを〈AIRLY COTTON TANK〉はどんどん吸い上げていきます。
しかし、走って風を受けている間にみるみる乾いていくことを感じていただけると思います(気温、汗の量により個人差があります)。
これまでの経験したことのない、肌触りと速乾性のバランスをぜひ体験してみてください。
斜行をなくすか、薄さを選ぶか
〈AIRLY COTTON TANK〉は薄さを追求したため、生地に斜行という現象が見られます。
これは生地が一方方向にねじれる現象のことを指します。
天然素材の単糸を使い天竺編みをすると生地は斜行する傾向があります。本来は製品での斜行を避けるため、様々な対策をとりますが、それには限界があります。
〈AIRLY COTTON TANK〉の生地は極端に薄く、わたしたちの求める速乾性を実現するにはこの生地以外ありませんでした。
しかし、どうしても斜行してしまう性質を伴うこともわかりました。
そこで、洗濯後の製品の歪みを避けるため、あえて斜行した状態で縫製、製品化するという選択をしました。
それもいままでにない着心地のためでした。斜行を完全になくすことよりも薄さを選んだのです。この製品の特性をご理解いただいた上で購入ください。
サステナビリティの取り組み
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インド産のオーガニックコットン
コットンは心地よい素材である一方、近年は自然環境への負荷と労働環境の問題も認識されています。 私たちは歴史あるコットンを正しく活用するために、インド産オーガニックコットンを使うという選択をしました。 従来、多くの農薬と化学肥料を使用して作られてきたコットンに対し、オーガニックコットンは2〜3年間農薬と化学肥料を排した土地で、厳格な基準を守って作られるコットンです。また、労働の安全性や社会規範を守って作られることも条件となります。
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テキスタイルの世界基準GOTS認証
GOTS認証(Global Organic Textile Standard)とは、繊維原料の生産だけでなく加工、製造、流通において環境的、社会的な配慮がなされていることを証明するグローバルな認証基準です。 具体的には遺伝⼦組換え技術の禁⽌、アゾ染料など毒性の強い薬剤の使⽤禁⽌、児童労働の禁⽌、廃⽔処理⽅法の基準、社会規範のコンプライアンスなど様々な基準を設けています。 HERENESSの〈AIRLY COTTON T-SHIRT〉は、原料にオーガニックコットンを使っているだけではなく、その先の製造工程においてもこのGOTS認証を受けた生地を採用しています。